ROAD TO UC / CHAPTER 03

Analyzing the PIQ Prompts

各お題の読み解き方と分析方法

原本 p.19–49

Chapter 3 の扉

この章では、PIQのお題が何を求めているのかを整理し、それぞれの設問をどのように読み解けばよいのかを確認します。

PIQのお題には、Admissionsが知りたい内容を示すキーワードや表現が含まれています。本章では、それらの言葉の意味やニュアンスを理解しながら、どのような経験やエピソードが求められているのかを考えていきます。

また、お題の構造を理解することで、自分の経験の中からどのエピソードが最も適しているのかを判断できるようになることを目指します。

原本 p.20

PIQのお題分析とは?

本章では、それらを実際のPIQのお題に当てはめながら、各お題をどのように分析すればよいのかを整理します。ここで紹介する分析方法は、PIQを書くときの参考テンプレートとして使ってください。

PIQ Essayの構成

PIQはMajor Essayと言われる全学生が必ず答えなければいけないお題に加えて3つのエッセイを書きます。

3つは下記の7つのお題から選ぶ

  • Leadership
  • Creativity
  • Strong Candidate
  • Most Significant Challenge
  • Community
  • Talent / Skill
  • Educational Opportunity

各エッセイにつき350 wordsの制限があります。

原本 p.21

Major

Step 1:そのMajorを選んだ背景・目的を考える。

お題の分析をする前に、まず以下のことをまとめてみましょう。

  • 過去のきっかけ(自分がなぜそのmajorを選んだのか)
  • 将来への展望(どのような目的でそのmajorを選んだのか)

Step 2:お題を2つの文章で分けよう。

Please describe how you have prepared for your intended major, including your readiness to succeed in your upper-division courses once you enroll at the university.

お題を文章の区切り(文節)で分けると、次の2つに分かれます。

  1. How you have prepared for your intended major
  2. including your readiness to succeed in your upper-division courses once you enroll at the university

原本 p.22

Step 3:①の文章の分析をしよう。

文章を分析するときは、曖昧になっている言葉を探しましょう。そこにQuestion Underneath the Questionが眠っています。

How you have prepared for your intended major

Intended:(故意の / 意図された / 計画した / 将来の)→Intended は intendの形容詞形です。

つまり、あなたが意図した専攻のために、どのように準備してきたかという意味になります。そのため、「なぜこのmajorを選んだのか」を必ず書く必要があります。

そして、この文章に的確に答えるための重要な要素があります。エッセイを書き始める前に、まず以下のことをまとめてみましょう。

  • 過去のきっかけ(自分がなぜそのmajorを選んだのか)
  • 将来への展望(どのような目的でそのmajorを選んだのか)

選んだ背景(過去)に関しては、そのmajorに興味を持ち始めたきっかけの経験や出来事をまとめ、選んだ目的(未来)に関しては、UCでそのmajorについて学ぶことで、将来の夢にどう繋げたいか、何を成し遂げたいかをまとめよう。

この2つを書くことで、エッセイに一貫性と説得力が生まれます。

原本 p.23

また、もう1つの重要な要素として、時制があります。

文章が現在完了形(have + ed)の形になっているという点です。つまり、エッセイを書く際に「過去から現在までどのように準備してきたか」を書く必要があります。

  • 過去:そのmajorに興味を持ったきっかけ
  • 現在:コミカレで何をして準備したか
  • 未来:編入後に何を学び、将来何を成し遂げたいか

過去 → 現在 → 未来。3つの時制でストーリーを構成しよう。

原本 p.24

Step 4:②の文章の分析をしよう。

readiness to succeed in your upper-division course

Readiness to succeed:(これから起こること・取り組むことなどの準備)

つまり、あなたが意図したupper-division course(大学の専攻科目)で成功できる準備があるのかどうかを聞かれています。

しかし、成功への準備と聞いても、コミュニティカレッジでどのような準備を行い、そしてそれをエッセイの中でどう書けばよいのか、混乱してしまう人もいるでしょう。お題に対して的確に答えるために、以下の要素を意識することが大切です。

Majorに関連するlower-division course、課外活動、プロジェクトなどでの経験を書きましょう。特に、挑戦 → 失敗 → 改善 → 成長という流れを意識して書くことで、経験の意味や学びが伝わりやすくなり、エッセイ全体の説得力も高まります。

失敗から得た学びと成長について述べましょう。

原本 p.25

Step 5:Things to Considerにすべて答えよう。

エッセイのお題に答えることは当然大切です。しかし、多くの人が見落としがちなのは、主題に答えるだけで終わってしまい、UCがThings to Considerで補足的に聞いている内容に十分答えられていないことです。合格に近づくためには、メインのお題に答えるだけでなく、Things to Considerに書かれている問いのすべてに答えることが必要です。

MajorのThings to consider:

How did your interest in your major develop?=(あなたの回答を考えよう)

Do you have any experience related to your major outside the classroom, such as volunteer work, internships and employment, or participation in student organizations and activities?=(あなたの回答を考えよう)

If you haven't had experience in the field, consider including experience in the classroom. This may include working with faculty or doing research projects.=(あなたの回答を考えよう)

If you're applying to multiple campuses with a different major at each campus, think about approaching the topic from a broader perspective, or find a common thread among the majors you've chosen.=(あなたの回答を考えよう)

近道は、一つひとつに丁寧に答えることです。

原本 p.26

Leadership

Step 1:自分なりのLeadershipの定義を考えよう。

エッセイを書く前に、次のことをブレインストームしてみましょう。

  • Leadershipがある人とはどのような人か?
  • Leadershipはチームにどのような影響を与えるか?
  • 自分にとってのLeadershipの定義とは何か?
  • なぜそれを核だと思うのか?
  • どんな経験がLeadershipの定義を作ったのか?

Step 2:お題を文章で分けよう。

Describe an example of your leadership experience in which you have positively influenced others, helped resolve disputes or contributed to group efforts over time.

お題を文章の区切り(文節)で分けると3つの文章に分かれます。

  1. you have positively influenced others
  2. helped resolve disputes
  3. contributed to group efforts over time

これらは or で繋がっているため、どれか1つを書けばOKです。

全てをかけるなら、書くのが望ましいですが、文字数的に厳しいこともあると思うので、3分の2くらいを書くことを目標にしましょう。

原本 p.27

Step 3:自分の書きたい文章の分析しよう。

①から③の中で、自分が書けそう/書きたいLeadershipのエピソードに当てはまるものを選びましょう。選んだ文章の曖昧な言葉を探して明確にしましょう。

you have positively influenced others

このお題でまず注目したいのは、have influencedという現在完了形です。現在完了形は、過去の行動が現在にも繋がっていることを表します。つまりこのお題では、一度だけ誰かを助けた経験ではなく、自分の行動が相手に良い変化を与え、その影響が今も続いている経験が求められています。

また、positively influencedとはどのような変化を指すのか、othersが誰なのかも具体的に考えることが大切です。相手はチームメンバー、コミュニティの仲間、後輩、友人などが考えられます。

helped resolve disputes

このお題でも過去の一度きりの行動ではなく、その経験が現在にもつながっているかを意識することが大切です。つまり、ただ争いをその場でおさめた経験ではなく、自分の行動によって対立が解決され、その後もよりよい関係や、争いが起こりにくい状態に繋がった経験が求められています。

また、disputesとは具体的にどのような対立なのか、その対立はなぜ起こったのか、そして自分がどのように解決に関わったのかを明確にすることが重要です。

原本 p.28

contributed to group efforts over time

このお題でも、過去の行動が現在につながっていることを意識することが大切です。そのため、一度だけ目立つ活躍をした経験ではなく、グループのために継続的に関わり、時間をかけて貢献してきた経験を書くことが重要です。

また、contributedとは具体的に何をしたことなのか、なぜそれが貢献と言えるのかを明確にする必要があります。さらに、group effortsとはどのような共同の取り組みなのか、over timeがどれくらいの期間を指すのかも具体的に考えることが大切です。

原本 p.29

Step 4:Things to Considerにすべて答えよう。

A leadership role can mean more than just a title. It can mean being a mentor to others, acting as the person in charge of a specific task, or taking lead role in organizing an event or project.=(あなたの回答を考えよう)

Think about your accomplishments and what you learned from the experience.=(あなたの回答を考えよう)

What were your responsibilities?=(あなたの回答を考えよう)

Did you lead a team?=(あなたの回答を考えよう)

How did your experience change your perspective on leading others?=(あなたの回答を考えよう)

Did you help to resolve an important dispute at your school, church in your community or an organization?=(あなたの回答を考えよう)

And your leadership role doesn't necessarily have to be limited to school activities. For example, do you help out or take care of your family?=(あなたの回答を考えよう)

原本 p.30

Creativity

Step 1:自分なりのCreativityの定義を考えよう。

エッセイを書く前に、以下のことを考えましょう。

  • 自分なりのcreativityの定義
  • そのcreativityを自分はどのように表現しているか
  • 表現媒体(絵、歌、曲、ダンス、映像など)は何か

Step 2:お題を文章で分けよう。

Every person has a creative side, and it can be expressed in many ways: problem solving, original and innovative thinking, and artistically, to name a few. Describe how you express your creative side.

お題を文章の区切り(文節)で分けると4つに分かれます。

  1. problem solving
  2. original and innovative thinking
  3. artistically
  4. Describe how you express your creative side

①〜③は and で繋がっているため、基本的には すべてに触れることが望ましいです。まずは、①〜③の中で 自分のcreativityの定義に近いものはどれか を考えましょう。

原本 p.31

Step 3:自分の書きたい文章の分析しよう。

①〜④の要素を確認しながら、自分が書こうとしているエピソードに何が含まれているのかを整理しましょう。

problem solving

まずは、そのときどのような問題があったのかを明確にしましょう。そして、その問題が自分の行動によってどのように解決されたのかを整理することが大切です。

original and innovative thinking

次に、自分の考え方の中で何が original でinnovativeだったのかを考えましょう。ただアイデアを出したことを書くのではなく、なぜその考え方が独自性や新しさを持っていたのかまで説明することが重要です。

artistically

ここでは、どのような行動や表現が自分のcreativityを表していたのかを考えましょう。自分の工夫や表現の仕方が、どのように創造性につながっていたのかを明確にすることが大切です。

creative side

最後に、自分のcreative sideとは何かを考えましょう。そして、そのcreative sideが①〜③の中でどのように表れていたのかを整理しましょう。なお、expressは現在形で書かれているため、過去の出来事を書く場合でも、自分のcreative sideがどのように表れていたかだけでなく、それを現在どのようにexpressしているのかまで意識して書くことが重要です。

原本 p.32

Step 4:Things to Considerにすべて答えよう。

What does creativity mean to you?=(あなたの回答を考えよう)

Do you have a creative skill that is important to you?=(あなたの回答を考えよう)

What have you been able to do with that skill?=(あなたの回答を考えよう)

If you used creativity to solve a problem, what was your solution?=(あなたの回答を考えよう)

What are the steps you took to solve the problem?=(あなたの回答を考えよう)

How does your creativity influence your decisions inside or outside the classroom?=(あなたの回答を考えよう)

Does your creativity relate to your major or a future career?=(あなたの回答を考えよう)

原本 p.33

Talent / Skill

Step 1:自分なりのTalent or Skillを考えよう。

エッセイを書く前に、次のことを考えましょう。

  • 自分のTalent(才能)またはSkill(技能)は何か
  • なぜそれをtalent / skillだと思うのか
  • そう思った経験は何か
  • そのtalent / skillの足りないところは何か

Step 2: お題を文章で分けよう。

What would you say is your greatest talent or skill? How have you developed and demonstrated that talent over time?

お題は2つの文章に分かれます。

  1. What would you say is your greatest talent or skill?
  2. How have you developed and demonstrated that talent over time?

原本 p.34

Step 3:自分の書きたい文章の分析しよう。

What would you say is your greatest talent or skill?

まずは、エッセイのお題のキーワードである、TalentとSkillの違いを整理しましょう。

  • Talent(才能):先天的なもの、意図せずに備わったもの
  • Skill(技能):後天的なもの、意図的に獲得したもの

つまり、Talentに磨きをかけて発展させることで Skillになると考えることができます。そのため、このお題では、自分のTalentをどのような過程を通してSkillにしたのか、または今後どのようにSkillにしていきたいのかを考えることが大切です。

How have you developed and demonstrated that talent over time?

このお題では、developedとdemonstratedがandでつながっています。そのため、ただTalentを持っていたことを書くのではなく、そのTalentを開発・成長させた経験と、それを実際に発揮した経験の両方を書く必要があります。

つまり、次の2点をセットで考えることが重要です。

  • Talentをどのように開発・成長させたか
  • Talentをどのような場面で実際に発揮したか

実戦やケーススタディの経験は特に書きやすい題材になります。そのため、このエッセイでは、実戦やケーススタディの中でTalentを成長させ、発揮した経験を中心に書くと整理しやすくなります。

原本 p.35

Step 4:Things to Considerにすべて答えよう。

If there's a talent or skill that you're proud of, this is the time to share it.=(あなたの回答を考えよう)

You don't necessarily have to be recognized or have received awards for your talent (although if you did and you want to talk about, feel free to do so). Why is this talent or skill meaningful to you?=(あなたの回答を考えよう)

Does the talent come naturally or have you worked hard to develop this skill or talent?=(あなたの回答を考えよう)

Does your talent or skill allow you opportunities in or outside the classroom?=(あなたの回答を考えよう)

If so, what are they and how do they fit into your schedule?=(あなたの回答を考えよう)

原本 p.36

Educational Opportunity / Barrier

Step 1:自分なりのEO/ EBの定義を考えよう。

エッセイを書く前に、次のことを考えましょう。

  • 自分の人生観に影響を与えたEducational Opportunityは何か?
  • なぜそれが重要な経験なのか?
  • それが現在の自分にどう生きているのか?

または、次の観点からeducational barrierを考えます。

  • 自分のeducational barrierは何だったのか?
  • なぜそれが障壁だと言えるのか?
  • それをどのように乗り越えたのか?

Step 2: お題を文章で分けよう。

Describe how you have taken advantage of a significant educational opportunity or worked to overcome an educational barrier you have faced.

文章は2つに分かれます。

  1. taken advantage of a significant educational opportunity
  2. overcome an educational barrier

①と②は or で繋がっているため、どちらか1つを書きましょう。

原本 p.37

Step 3:自分の書きたい文章の分析しよう。

taken advantage of a significant educational opportunity

まず考えるべきことは、自分にとってのSignificant Educational Opportunityとは何かです。ここでいうopportunityは、ただの印象的な経験ではなく、自分にとって大きな学びにつながった重要な教育の機会を指します。

そのため、まずは次の2点を明確にしましょう。

  • どのような経験だったのか?
  • なぜそれが「重要な教育の機会」と言えるのか?

ここで重要になる表現がtake advantage ofです。これは、〜をうまく活用する、〜を活かす、という意味です。つまり、このお題ではopportunityがあったことを書くのではなく、そのopportunityを自分がどのように活かしたのかを書くことが大切です。

そのため、このエッセイでは次の流れを意識しましょう。

  • そのopportunityで何を経験したのか?
  • そこから何を学んだのか?
  • その学びやreflectionを現在どのように活かしているのか?

さらに、このお題ではhave takenという現在完了形が使われています。そのため、「過去にこういう経験をした」で終わるのではなく、その経験が現在にもどうつながっているのか まで書くことが重要です。

原本 p.38

overcome an educational barrier

次に考えるのが、educational barrierです。ここでまず注目したいのは、an educational barrierと書かれている点です。an が使われているため、原則としてこのエッセイでは、一つの障壁に絞って書く ことが大切です。

Educational barrier とは、教育環境の中で自分が感じた障壁のことです。たとえば、次のようなものが考えられます。

  • 授業が十分に受けられない環境
  • 先生との関係性
  • 言語の壁
  • 学習環境

ただし、このエッセイで最も重要なのは、障壁そのものの大きさではありません。大切なのは、その障壁に対して自分がどう向き合い、どのように乗り越えたのかを示すことです。

そのため、書くときは次の3点を意識しましょう。

  • その障壁に対して何を考えたのか?
  • その障壁に対して何をしたのか?
  • その結果、どのように乗り越えたのか?

思考 → 行動 → 改善

原本 p.39

Step 4:Things to Considerにすべて答えよう。

An educational opportunity can be anything that has added value to your educational experience and better prepared you for college.=(あなたの回答を考えよう)

For example, participation in an honors or academic enrichment program,or enrollment in an academy that's geared toward an occupation or a major, or taking advanced courses that interest you, just to name a few.=(あなたの回答を考えよう)

If you choose to write about educational barriers you've faced, how did you overcome or strive to overcome them?=(あなたの回答を考えよう)

What personal characteristics or skills did you call on to overcome this challenge?=(あなたの回答を考えよう)

How did overcoming this barrier help shape who you are today?=(あなたの回答を考えよう)

原本 p.40

Most Significant Challenge

Step 1:自分なりのMost Significant Challengeを考える

エッセイを書く前に、次のことを考えましょう。

  • 自分にとって最も大きな挑戦は何だったのか?
  • なぜそれがMost Significant Challengeなのか?
  • どう乗り越えたのか?
  • それが学業にどんな影響を与えたのか?

Step 2: お題を文章で分けよう。

Describe the most significant challenge you have faced and the steps you have taken to overcome this challenge. How has this challenge affected your academic achievement?

文章は3つに分かれます。

  1. Describe the most significant challenge
  2. the steps you have taken to overcome this challenge
  3. How has this challenge affected your academic achievement

①と②はandでつながっているため、両方を書く必要があります。また、必ずacademic achievementへの影響も書くようにしましょう。

原本 p.41

Step 3:自分の書きたい文章の分析しよう。

Describe the most significant challenge

まず考えるべきことは、自分にとってのMost Significant Challengeとは何かです。ここで大切なのは、単に大変だった経験を書くことではなく、なぜそれが自分にとって最も大きな挑戦だったのか を明確にすることです。

しかし、注意をしなければいけないのはmost significant challengeの経験はエッセイの中で一番短く書く必要があるということです。一段落以内で収まるようにしましょう。

UCが知りたいのはChallengeそのものではなく、どう乗り越えて今につながっているのかです。

the steps you have taken to overcome this challenge

ここでは、Stepについて書くことが求められています。つまり、Challengeに直面してから、それをovercomeした状態に至るまでの過程を書く必要があります。ここで重要なのは、結果だけを書くのではなく、どのようなプロセスを経て乗り越えたのか を示すことです。具体的には、次の流れを意識すると整理しやすくなります。

  • 何を考えたのか?
  • 何を実践したのか?
  • どのように改善していったのか?

思考 → 実践 → 改善

原本 p.42

How has this challenge affected your academic achievement

最後にそのChallengeを乗り越えた経験が、自分のAcademic Achievementにどのような影響を与えたのか を考えましょう。ここでいう影響は、単に成績が上がったということだけではありません。学び方、授業への向き合い方、努力の仕方、考え方の変化なども含まれます。

また、Academic Achievementとは、学校内での成功、つまり成績や学力、学習面での成果を指します。そのため、ここではQuantitative(定量)とQualitative(定性)の両方の観点から書くことが重要です。

  • Quantitative(定量的):数字で示せる変化や成果
  • Qualitative(定性的):姿勢や考え方など、数字では表しにくい変化

定量的な変化と定性的な変化を組み合わせる

たとえば、定量的な変化としては、テストの点数が20点から100点に上がったというような成果が考えられます。一方で、定性的な変化としては、授業に対する姿勢が変わった、学び方が変わった といった変化が考えられます。

原本 p.43

Step 4:Things to Considerにすべて答えよう。

A challenge could be personal, or something you have faced in your community or school.=(あなたの回答を考えよう)

Why was the challenge significant to you?=(あなたの回答を考えよう)

This is a good opportunity to talk about any obstacles you've faced and what you've learned from the experience.=(あなたの回答を考えよう)

Did you have support from someone else or did you handle it alone?=(あなたの回答を考えよう)

If you're currently working your way through a challenge, what are you doing now, and does that affect different aspects of your life?=(あなたの回答を考えよう)

For example, ask yourself, How has my life changed at home, at my school, with my friends, or with my family?=(あなたの回答を考えよう)

原本 p.44

Community

Step 1:自分なりのCommunityの定義を考える

自分が良くしようとしたcommunityは何かについて考えましょう。

  • 学校のクラブ活動でcommunityを良くした場合は、学校、クラブ、チームなどになります。
  • 家族や友達もcommunityとして捉えることができます。
  • 日本という国自体をcommunityと捉えることもできますが、大きすぎる規模のcommunityはおすすめしません。

Step 2: 自分の書きたい文章の分析しよう。

What have you done to make your school or your community a better place?

このお題で特に重要なのは、better placeという言葉です。つまり、もともとの学校やコミュニティには、あまり良くない状態や改善の余地がある状態があった、ということです。そのため、このお題では自分が何をしたかだけではなく、自分の行動によってコミュニティがどう変化したのかを書く必要があります。

このお題で整理すべき3つは次のとおりです。

  • 改善前の状態:孤立している人が多かった、情報共有が不十分だったなど
  • 自分が取った行動:交流イベントを企画した、相談しやすい環境を整えたなど
  • 行動後の変化:つながりが生まれた、参加しやすくなった、雰囲気が良くなったなど

原本 p.45

特に重要なのは、改善前の状態とBetter Placeになった後の状態を明確にすることです。この2つがはっきりしているほど、自分の行動が生んだ変化が伝わりやすくなります。

改善前の状態 → 行動 → 改善後の状態

原本 p.46

Step 4:Things to Considerにすべて答えよう。

Think of community as a term that can encompass a group, team or a place like your high school, hometown, or home. You can define community as you see fit,=(あなたの回答を考えよう)

just make sure you talk about your role in that community.=(あなたの回答を考えよう)

Was there a problem that you wanted to fix in your community?=(あなたの回答を考えよう)

Why were you inspired to act?=(あなたの回答を考えよう)

What did you learn from your effort?=(あなたの回答を考えよう)

How did your actions benefit others, the wider community or both?=(あなたの回答を考えよう)

Did you work alone or with others to initiate change in your community?=(あなたの回答を考えよう)

原本 p.47

Candidate

Step 1:自分がStrong Candidateである理由を考えよう。

このエッセイでは、なぜ自分がStrong Candidateなのかを書きます。

  • なぜStrong Candidateと言えるのか?
  • 他のエッセイで書いていないことは何か?
  • 他の人にはない経験は何か?

Step 2: 自分の書きたい文章の分析しよう。

Beyond what has already been shared in your application, what do you believe makes you a strong candidate for admissions to the University of California?

このお題の核心は、最初の一文です。

“Beyond what has already been shared in your application”

つまり、このエッセイで求められているのは、他のPIQでは書いていないこと、そして他のお題では答えにくいことです。どれだけ良い経験でも、すでに別のお題で使っている内容や、Leadership・Challenge・Creativityなど他のPIQでもそのまま答えられる内容を書いてしまうと、このお題を選ぶ意味が弱くなってしまいます。

本当にこのお題でしか伝えられない内容なのかを考えよう。

原本 p.48

また、このお題では、ただ「私は強みがあります」や「私は頑張れる人です」と書くだけでは弱いです。大切なのは、なぜ自分がstrong candidateなのかを、自分自身の言葉で定義することです。

例えば次のような形が考えられます。

  • 私は〇〇の経験を通して、他の人にはない〇〇を得た
  • 私は〇〇という独自の視点・習慣・行動原理を持っている

ここで意識したいのは、実績を並べることではなく、自分の内側にある特徴を言語化することです。Admissionが知りたいのは、「何をした人か」だけではなく、「どんな考え方や価値観を持って行動する人なのか」です。

原本 p.49

Step 3:Things to Considerにすべて答えよう。

If there's anything you want us to know about you, but didn't find a question or place in the application to tell us, now's your chance.=(あなたの回答を考えよう)

What have you not shared with us that will highlight a skill, talent,=(あなたの回答を考えよう)

challenge or opportunity that you think will help us know you better?=(あなたの回答を考えよう)

From your point of view, what do you feel makes you an excellent choice for UC? Don't be afraid to brag a little.=(あなたの回答を考えよう)

本文は教材のPDFから移したものです。図や文字の配置は「原本を見る」または全文PDFで確認できます。