
Minerva University Business専攻 〜 Taku

プロフィール
| 出身コミカレ | なし |
|---|---|
| 専攻 | Business |
| 進学先大学 | Minerva University |

インタビュー
— 留学までの経緯 —
Q. まず、現在に至るまでの経歴を簡単に教えてください。
A. 神奈川県の聖光学院に通っていて、その後東京大学(文科二類)に進学しました。東大には1年半くらい在籍して、そのあとMinerva Universityに来ました。今は4年生です。
Q.海外大学を意識し始めたのはいつ頃ですか?
A. 高2くらいからですね。海外進学はその頃から意識していました。この頃はサッカーを中心にSAT、 TOEFL iBTなどの対策を行って準備していました。
Q. 高校時代にもアメリカの大学受験をしていたと聞きました。どんな感じでしたか?
A. 高3のときに東京大学に合格しましたが、海外大学も受けました。ただ、そのときはMinerva University は受けていなくて、UC BerkeleyやYaleなどを受けました。合格は出たんですけど、学費が高いため、東大に残ることにしました。
Q.それでも海外に再挑戦しようと思った理由は何でしたか?
A. 奨学金に落ちたりして資金的に厳しくて、一度諦めたんですけど、やっぱりアメリカの大学で学びたいという気持ちが残っていました。
その中で東大を続けるか、もう一回海外に挑戦するか考えて、もう一度アメリカの進学を目指すことにしました。
Q. なぜMinerva Universityを選びましたか?
A. 途中からリベラルアーツカレッジを中心的に学べるスタイルの大学が良いと思うようになって、調べていたらMinerva Universityが出てきました。
授業が少人数でディスカッション中心だったり、授業スタイルが面白そうだなと思って受験しました。
Q.Minerva Universityってどんな大学ですか?
A. 一言で言うと、キャンパスが1つに固定されていなくて、世界を移動しながら学ぶ大学です。
キャンパスを持たず、オンライン授業と世界7都市(サンフランシスコ、ソウル、ハイデラバード、ベルリン、ブエノスアイレス、ロンドン、台北など)を転々としながら4年間過ごす仕組みです。
生徒数がとても少ないので、少人数のディスカッションなどが中心に授業では行われています。
Q. その仕組みはどう成り立っているんですか?(学費・運営面)
A. 正直、ビジネスモデルとしては寄付金が大きいと思います。でもキャンパスがない分、スタジアムや施設の固定費が少ないのはあると思います。
学費は奨学金なしだと、体感で年間300〜450万円くらい(寮費込み)です。一般的なアメリカの大学よりは安いと思います。
Q. 実際、どの都市が一番良かったですか?
A. 僕は、予定していた都市を全部回れなかったです。アルゼンチンで2年くらいサッカーしていて、本来行くはずだった国(ドイツ、インド、台湾など)に行きませんでした。
その中で回った国の中だと、アメリカのサンフランシスコが好きですね。
Q. Minervaの授業って、具体的にどんな感じですか?
A. 授業はだいたい10〜20人くらいで、発言しないと点がもらえないです。しかも発言しないと、画面上で目立つような仕組みになっていて(笑)、強制的に参加させられる感じですね。
一般的な「オンライン授業=一方通行で講義を見るだけ」みたいなのとは全然違って、基本的にディスカッションを中心とした授業になります。
Q. 今、何を専攻していて、どんな授業を取っていますか?
専攻はビジネスです。今学期だと、たとえば
• スタートアップをどう作るか
• ブランドをどう拡大するか(データを使ったマーケティング) みたいな授業を取っています。
みたいな授業を取っています。授業前に座学のインプットをやってきて、授業中は議論、課題はプロジェクトベースでビジネスを形にする、みたいな流れが多いです。中にはそのまま会社登記する人もいますね。
Q. 逆に、Minervaのデメリットはありますか?
A. 学生数が少ない分、開講される授業の幅が狭いです。東大みたいな総合大学だと、同じ「歴史」の授業でも地域や年代まで細分化された授業があるけど、Minervaだとそこまで深く分かれないです。
だから「深さ」で言うと、総合大学の方が強い部分はあると思います。
Q. Minervaの「人」の面で、面白いと感じるところは?
A. 人が優秀で面白いです。世界中から来ていて、体感では留学生比率がめちゃくちゃ高い(95%くらい)と思います。
新しい大学だから、リスクを取るタイプやオープンな人が多い気がします。
起業してる人もいるし、エンジニアとして強い人、スポーツや別分野で突出してる人も多いです。

Q. サッカーについても聞きたいです。いつから始めたんですか?
A. 5歳くらいからで、兄の影響ですね。FC東京のクラブチームでやっていました。
Q. 海外進学はサッカーをやるためでしたか?
A. 全然違います。むしろ高3で膝を怪我して、その後2年くらいちゃんとできてなかった時期がありました。
Minervaはサッカー部もないし、都市を転々とするので、サッカーをやる環境ではないと思ってました。
ただ、世界中でサッカーをしていたら楽しくなって、膝も治ってきて、もう一回やろうと思いました。
Q. 受験(東大・海外大学)とサッカーをどう両立していたんですか?
A. サッカーがまず生活の中心にあって、東大受験は学校の時間だけでやってました。(補足: 聖光学院は塾に行かなくても学校の内容で大学受験対策ができることで有名です。)
休み時間とか授業の合間だけ、みたいな。自分が周りよりもビハインドなのは分かってたので、無我夢中でやってた感じです。
あと、サッカーで体力がつくのが勉強にも生きる、みたいな相互作用はあったと思います。
Q. 最後に、今後について話せる範囲で「大事にしていること」を教えてください。
A. 具体的なキャリアプランは今は言えないんですけど、大きいのは「日本をより良い国にしたい」という思いです。
いろんな国に行って、差別を受けたりする中で、自分が日本人だって強く感じる経験もありました。外から日本を見ることで、日本の良さや潜在能力にも気づきました。
だから日本の良さを引き出して、より良くしていきたいし、その過程で他の国にも良い影響を与えられたらいいなと思っています。
