• University of North Carolina at Chapel Hill Business & Statistics専攻 〜 Ryoh

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    プロフィール

    出身コミカレなし
    専攻Business & Statistics
    進学先大学University of North Carolina at Chapel Hill
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    インタビュー

    — 進学までの経緯 —

    Q. まず、大学進学までの経歴を教えてください。

    A. 僕は親の仕事の関係でアメリカに来て、ノースカロライナ州で生まれました。小学校・中学校・高校まで、ずっとアメリカの学校に通っています。

    高校は最初は普通の公立校でしたが、途中から NCSSM(ノースカロライナ・スクール・オブ・サイエンス・アンド・マス) という理系に特化した州立の進学校に編入しました。この学校は応募制で、寮生活をしながら学ぶスタイルです。理系科目を多く履修でき、教授クラスの先生から授業を受ける環境でした。

    大学出願は高校4年生(アメリカでいうシニアイヤー)のときに行いました。UNC Chapel Hillは、ノースカロライナ州内では公立大学のトップ校の一つで、州内生として学費面の負担が比較的少ない点も大きな理由でした。

    Q.大学出願はどのように進めたのですか?

    A. アメリカの大学出願は、日本とはかなり仕組みが違います。成績(GPA)をできるだけ高く保つことに加えて、課外活動やSAT/ACTのスコア、エッセイなどが重視されます。

    出願自体は「Common App」というプラットフォームを使い、複数の大学に同時に応募しました。

    エッセイは大学ごとにプロンプトが違うので、それぞれ書き分ける必要があります。ただ、内容が似ているテーマも多いので、ベースを作って調整することはできました。

    — 大学生活と専攻について —

    Q. 現在の専攻と、授業のスタイルについて教えてください。

    A. 今はビジネスと統計学のダブルメジャーです。UNC Chapel Hillのビジネス専攻は、大学に入学してから改めて応募しなければならず、僕も大学1年生から成績や活動を積み重ねて、最近正式にビジネス専攻に入りました。

    ビジネスのクラスは40人前後と比較的小規模で、ディスカッションやケーススタディ、グループワークが中心です。一方、統計学や必修科目は100〜200人規模のレクチャーホール形式で、ノートを取ったり、プログラミングをしたりする授業もあります。少人数のセミナー形式のクラスもあり、授業スタイルはかなり幅広いです。

    Q.理系の高校に通っていた中で、なぜビジネスを選んだのですか?

    A. 高校時代は、生物学や医療系にも興味がありました。授業自体は楽しかったですし、研究も経験しました。ただ、「これを将来どう応用するのか」という部分が、自分の中でははっきりしなかったんです。

    学ぶことは面白かったけれど、それを一生続けるイメージが持てませんでした。一方でビジネスは、コンサルティング、金融、会計など進路の幅が広く、自分で何かをやりたいという気持ちにも合っていると感じました。

    統計学を併せて学んでいるのは、理系のバックグラウンドを活かしつつ、AIやデータ分析が重要になるこれからの時代に役立つと考えたからです。数学自体は嫌いではなかったので、自然な選択でした。

    Q. 在学中、特に印象に残っている出来事はありますか?

    A. 一番印象に残っているのは、UNCとDuke Universityのバスケットボールの対戦です。この試合はアメリカでも有名なライバル戦で、日本でいう早慶戦のようなものです。アルムナイ(卒業生)も集まり、キャンパス全体が盛り上がります。

    UNCはマイケル・ジョーダンの母校でもあり、チームカラーの「ターヒール・ブルー」でスタジアムが埋まる光景は本当に圧巻でした。チケットは抽選制ですが、運よく観戦することができ、大学ならではの一体感を強く感じました。

    また、キャンパス内の図書館も印象的です。勉強する場所であると同時に、知り合いや友人と自然に会話が生まれる場所でもあり、UNCのコミュニティの近さを感じる空間だと思っています。

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    — キャンパスとコミュニティ —

    Q.UNC Chapel Hillの雰囲気について教えてください。

    A. 学生数自体は多いですが、街自体が比較的コンパクトなので、コミュニティとしてはこじんまりしています。

    寮生活をしている学生も多く、行動範囲や生活リズムが似ているため、自然と顔見知りが増えていきます。

    Q. 大学には日本人コミュニティはありますか?

    A. 正直、ないです。いわゆるインターナショナル・スチューデントとして、日本からそのまま4年間来ている学生は、ほぼゼロに近いと思います。

    韓国人や中国人の学生は比較的多いですが、日本人は本当に少ないです。ただし、交換留学生は多くて、日本の大学だと、早稲田、慶應、上智などから来ている学生はよく見かけます。

    なので、日本語を聞く機会が全くないわけではないですが、「日本人コミュニティがしっかりある大学」という感じではありません。

    — なぜSNSでの発信を始めたのか —

    Q. どうしてSNSでの発信を始めようと思ったんですか?

    A. 大学に入ってまず感じたのが、「日本人が本当に少ない」ということでした。

    それで、「なんでこんなに日本人が少ないんだろう?」と考えるようになりました。経済的な理由もあると思いますし、 日本が島国で独特な文化を持っていることも関係していると思います。

    僕自身は、日本は日本のままでいいと思っています。ただ同時に、海外を知っている人が増えた方が、日本はもっと良くなるんじゃないかとも感じています。 海外を知った上で、日本の良さを理解して、それを海外とつなげられる人が増えたらいいなと。

    そういうことを留学生や周りの人と話しているうちに、「何が一番手っ取り早く伝えられるだろう」と考えて、SNSでの発信にたどり着きました。

    — 将来について —

    Q. 将来はどのようなキャリアを考えていますか?

    A. 将来的には、日本とアメリカの両方に関わる仕事をしたいと考えています。今はアカウンティング、特に監査(オーディット)分野に興味があります。 クライアントと直接関わる仕事なので、コミュニケーション力も鍛えられる点に魅力を感じています。

    また、SNSを通じた情報発信も続けており、長期的には「自分で何かをつくる」ことにも挑戦したいと思っています。

    今は具体的な形が決まっているわけではなく、流れに身を任せながら可能性を探している段階です。

    — 高校生の頃の自分へ —

    Q. 数年前、高校生だった自分に何か伝えるとしたら?

    当時の自分には、「目標よりも、自分の理由探しにもっと集中してほしい」と伝えたいです。

    高校生の頃は、大学に入ることが一番の目的になっていて、「とりあえず大学に行かなきゃ」という気持ちで、課外活動やいろいろなことに取り組んでいました。

    もちろん、それ自体が悪いわけではないと思います。ただ今振り返ると、「自分はなぜそれをやっていたのか」「それを通して何をしたかったのか」という理由を、そこまで深く考えられていなかったなと感じます。

    今SNSでの発信を続けられているのは、「日本とアメリカ、両方を知っている人を増やしたい」「それをシェアしたい」という自分なりの理由や情熱があるからです。 お金になるかどうかに関係なく、自分の中に理由やビジョンがあるから、ここまで続けられていると思います。

    もし高校生の頃に戻れるなら、もっと早い段階で「自分の理由」や「自分が何をしたいのか」を考える時間を取りたかったです。 目標よりも先に、自分の理由を探すことに集中してほしいと思います。

    — これから進学・留学を目指す学生へ —

    Q. これから大学進学や留学を考える学生にメッセージをお願いします。

    A. 高校生や大学受験の時期は、とにかく「入ること」に集中しがちだと思います。 大学は、自分と興味や価値観が近い人たちに出会える場所でもありますし、まずはそこを目指して頑張ること自体は大切だと思います。

    ただ同時に、自分の強みや、「自分はなぜそれをやりたいのか」「どう社会に関わりたいのか」を考えることも、少しずつでいいので続けてほしいです。 それがあるかどうかで、大学に入ってからの行動や選択が大きく変わってくると思います。

    また、何か「これやってみたい」と思うことがあったら、あまり躊躇せずに行動してみてほしいです。 完璧な準備ができていなくても、やってみることで見えてくるものは本当に多いです。

    自分の中にある理由やビジョンが見つかれば、多少きつい状況でも踏ん張れるようになります。 だからこそ、大学に入ること自体だけでなく、その先で「自分は何をしたいのか」を考えながら進んでほしいと思います。

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