UH Manoa Management専攻 〜 Masumi
プロフィール
| 専攻 | Management |
|---|---|
| 進学先大学 | University of Hawaii at Mānoa |
インタビュー
Q.まず、ハワイ大学入学前の経歴について教えてください。
A. 私は東京出身で、地元の小学校を卒業後、区立の中高一貫校に通っていました。小さい頃からフラダンスを習っていて、始めたのは小学校入学前で、高校を卒業するまでずっと続けていました。
大学進学を考えたとき、日本の大学に行くかどうか迷いましたが、当時は「大学で何を学びたいか」がまだはっきりしていませんでした。そんな中、観光業やハワイの文化に興味があり、「文化と観光を両方学べる場所」としてハワイ大学マノア校を見つけました。自分はあまり目立つタイプではなく、どちらかというと周囲に馴染む方ですが、海外という環境で学ぶことが、自分の個性や強みを見つけるきっかけになると思いました。
Q. 高校時代はどのように進路を決めていったのですか?
A. 進学を決めたのは高校3年生の5〜6月頃です。それまでは日本の大学を受験するか迷っていましたが、高校2年の夏、ハワイ大学のオンライン授業を1科目だけ受ける機会がありました。高校生でも単位を取れる体験プログラムで、ハワイ文化に関する授業を受けてみたらすごく面白くて、「ここで学びたい」と思うようになりました。
通っていた学校は国内受験を前提にしていたので、英語の先生や担任の先生にも自分で相談しながら、出願準備を進めました。奨学金応募のための推薦状を書いてもらったり、それを英語教師に翻訳してもらったりと、準備はかなりバタバタでした。高3の12月には合格と奨学金の結果が届き、進学が正式に決まりました。
Q. ハワイ大学を選んだ理由を教えてください。
A. 長年フラを続けてきたこともあり、言葉や文化をもっと深く学びたい気持ちがありました。高校生のとき、卒業研究で「ハワイのオーバーツーリズム」をテーマにしたのも大きなきっかけです。観光業は経済を支える一方で、環境や文化に影響を与えることもある。その多面性がとても興味深く感じました。 文化と観光の両方を学べる大学は限られており、ハワイ大学マノア校が一番自分に合っていると感じました。もともとアメリカ本土の大学は考えておらず、「日本の大学に行くか、ハワイに行くか」で迷っていました。
Q. 奨学金や費用面はどのように準備しましたか?
A. ハワイ大学には、学費3分の2ほど免除される奨学金制度がありました。それを目指して応募しましたが、最終的には半額の奨学金をいただきました。入学時点でそれが決まっていたのは本当にありがたかったです。 また、大学ではRA(Resident Assistant)として寮に住み込みで働いており、その分寮費がかかりません。奨学金と合わせて、費用面の不安はかなり減りました。
Q. 実際に留学を決めるとき、不安はありませんでしたか?
A. 正直、かなり不安でした。家族もみんな日本にいて、学校でも海外進学をする人はほとんどいなかったので、完全に一人で準備を進めていました。費用のことも現実的に大きな課題で、学費の高いアメリカに行くことに不安がありました。 でも、実際に来てみると、人はとても優しく、英語で自分の考えを伝えられればきちんと理解してもらえると感じました。ハワイには助けてくれる人が多く、安心して暮らせる環境でした。
Q. ハワイ大学の校風や学生生活について教えてください。
A. ハワイ大学の魅力は、人の温かさと自然の豊かさだと思います。キャンパスは広く、緑が多くて、とても開放的です。UCのように競争が激しいわけではなく、のんびりとした雰囲気で、学生も先生も穏やかです。東京のような都会から来た私にとって、最初はそのスピード感の違いに驚きましたが、今ではそれが「ハワイらしさ」だと思います。
Q. 大学や地域のコミュニティはどんな雰囲気ですか?
A. 学生の多様性がとても豊かです。ローカルの学生が半分以上を占めていますが、本土やアジア、ヨーロッパ、南太平洋の島々からも留学生がいます。南アフリカやヨーロッパ、ポリネシア出身の学生など、本当にさまざまです。 コミュニティーなどは、ネイティブ・ハワイアンの学生たちが中心になって、ハワイの歴史や権利について発信するワークショップを開いたり、文化を守る活動を行ったりしています。アメリカ本土ではなかなか学べない「先住民の視点」を学べるのは、ハワイならではだと思います。
Q. ハワイ語は英語と比べて難しいですか?
A. 文法は英語とはまったく違いますが、発音はローマ字読みなので日本人には親しみやすいです。「アロハ」「レイ」など、身近な言葉も多くあります。私は今中級レベルを受けていますが、リスニングは6〜7割ほど理解できます。ただ、話すのはまだ難しいですね。 英語の文法をしっかり学んでいたことが、ハワイ語を理解する助けにもなっていると感じます。ハワイ語は今“絶滅危惧言語”でもあるので、学んでいる学生たちも「文化を守る」という意識を強く持っています。
Q. 在学中のインターン経験について教えてください。
A. 私の専攻の卒業要件として、2回のインターンが必須です。1つ目はハワイ州観光局のホノルルオフィスで、マーケティングのサポートをしました。日本の地下鉄などで見かける「ハワイへ行こう」などの広告を制作している部署で、観光を“発信する側”として関わる貴重な経験でした。 2つ目はハワイ島のホテル「フェアモント・オーキッド」でのインターンです。観光の現場を体験し、ホテル運営やゲストサービスの仕組みを学びました。この経験を通して、観光地そのものをマーケティングする「デスティネーションマーケティング」という分野に強い関心を持つようになりました。
Q. 授業以外ではどんな活動をしていますか?
A. 「Travel Industry Management Student Association」という学部クラブで副会長を務めています。観光業界で働く卒業生を招いたワークショップや企業との交流イベントを主催しており、学外のプロフェッショナルと関われる貴重な機会です。ワイキキがキャンパスから近いので、実際に現場で活躍する方々とつながれる環境があります。 また、フラのチームにも所属しており、イベントで踊ったり、ハワイアンのクラフト作りを通して文化を学んだりしています。
Q. 留学生活の中で、特に印象に残っている出来事はありますか?
ハワイ大学での生活の中で特に印象に残っているのは、ハワイ語を学ぶ学生たちが一堂に集まるイベントです。学期に一度、キャンパスの芝生で開催され、全レベルの学生がポットラック形式で食事を持ち寄り、音楽を楽しみながら交流します。先生たちがウクレレを弾き、学生がフラを踊る光景は本当にハワイらしくて、言葉や文化を通じて人がつながる温かさを感じました。 また、ハワイ州観光局でのインターンも忘れられません。今まで「観光客として見ていたハワイ」を、発信する側の立場から見たことがとても新鮮でした。自分が関わった広告や企画を目にしたとき、観光業がどれほど多くの人に影響を与えるかを実感しました。
Q. 留学前にやっておいて良かったこと、またはやるべきだったと思うことはありますか?
ハワイ大学での生活の中で特に印象に残っているのは、ハワイ語を学ぶ学生たちが一堂に集まるイベントです。学期に一度、キャンパスの芝生で開催され、全レベルの学生がポットラック形式で食事を持ち寄り、音楽を楽しみながら交流します。先生たちがウクレレを弾き、学生がフラを踊る光景は本当にハワイらしくて、言葉や文化を通じて人がつながる温かさを感じました。 また、ハワイ州観光局でのインターンも忘れられません。今まで「観光客として見ていたハワイ」を、発信する側の立場から見たことがとても新鮮でした。自分が関わった広告や企画を目にしたとき、観光業がどれほど多くの人に影響を与えるかを実感しました。
Q. 数年前の高校生だった自分に何か伝えるとしたら?
当時の自分に伝えたいのは、「心配しすぎなくて大丈夫」ということです。 家族も日本にいて、周りに海外進学を目指す人もおらず、本当に不安ばかりの中で準備をしていました。お金のこと、英語のこと、環境のこと 、何もかも未知の世界でした。 でも、実際にハワイに来てみたら、人も環境もとても優しくて、思っていたよりずっと温かい世界が広がっていました。行動してみることで、初めて見える景色がたくさんあります。勇気を出して一歩踏み出したからこそ、今こうして自分らしく生きられていると思います。
Q. 将来のキャリアについて教えてください。
A. 卒業後すぐはOPTを利用してハワイで働きたいと考えています。観光業界は日本語が話せる人材が求められていて、留学生にもチャンスが多いです。 ただ、長期的には日本で働く予定です。ハワイは文化的にも人も素敵ですが、仕事の数やキャリアの規模には限界があります。物価も高いので、現実的には日本でキャリアを積む方が安定しています。 今後は観光や地域ブランディングの分野で、ハワイで学んだことを生かしたいです。
Q. 最後に、高校生の自分やこれから留学を目指す人にメッセージをお願いします。
A. 高校生のころは本当に不安でいっぱいでした。海外進学をする人もいなくて、家族も日本にいて、お金の心配も大きくて。でも実際に来てみると、人は優しくて、行動すれば必ず助けてくれる人が現れます。RAとして働いて寮費をまかなったり、奨学金をもらったり、自分なりにできる工夫はいくらでもありました。 もし少しでも海外に興味があるなら、迷わず挑戦してみてほしいです。やってみれば、きっと新しい自分に出会えます。