
UCSD - Cognitive Science専攻 - Naoko

プロフィール
出身コミカレ | Diablo Valley College |
---|---|
専攻 | Cognitive Science |
合格大学 | UCLA, UCD, UCI, SJSU |
進学先大学 | UC San Diego |

インタビュー
— 留学・編入するまでの経緯について —
Q. 大学入学前の経歴について教えてもらえますか?
A.地方の田舎で生まれ育ち、小中高はすべて公立でした。周りにアメリカの大学に進学する人は誰もいなかったんですが、留学に興味があったので交換留学や正規留学を高校1〜2年の頃に考え始めました。
高校3年生のときにコロナ禍に入り、渡航できるかという不安もあったので、まず日本で確実にできることをしようと気持ちを固めました。留学について調べる中でNIC(海外大学進学プログラム)を知っていたこともあり、1年間NICで準備をすることにしました。 NICでは海外大学の説明会があって、その中でDVC(Diablo Valley College)を知りました。しっかり勉強できる環境と編入学の強みがあったので、DVCを選びました。
Q. アメリカを進学先に選んだ理由を教えてください。
A. アメリカを選んだ理由は、『入学後に専攻を確定できる』という点が大きかったですね。私の場合、興味のある分野は決まっていたので大きく方向転換することはなかったですが、時間的な猶予と1~2学期目に受けた授業を通して、編入出願校と専攻(Cognitive Science)を納得して選ぶことができました。
あと、NICでは英語のスコアが一定基準を満たすと提携先のアメリカの大学の授業を先取りできるシステムがあり、私は受講していたのでその単位を利用して、アメリカの大学へスムーズに進める環境が整っていたのも理由の一つです。
— 編入準備について —
Q. 最終的にUC San Diegoを選んだ理由を教えてください。
A. 編入先をリサーチする過程で知り合いから「入学後の授業内容をしっかり調べた方がいい」とアドバイスされ、編入後の授業・プログラムを重視しました。UC BerkeleyやUCLAと比較しながらリサーチしました。
その結果、UCSDは私の今の専攻である認知科学科を世界で最初に設立した大学ということもあり、カリキュラムが充実していることが分かりました。他のUCと比べても、自分のやりたいことに一番合っていると感じ、教授や研究室のレベルが高いことも決め手になりました。
Q. UCSDに出願する際のプロセスについて教えてください。
A. UCアプリケーションを使って出願しました。まず、Assist.org を利用して必要な科目を確認し、それに基づいてDVCで履修しました。 エッセイが4つ必要だったので、専攻関連の学習やそれまでの課外活動(日本人学生会や大学でのTeaching Assistantなど)について書きました。
— 編入後の学業・生活 —
Q. UCSDの校風について教えてください。
A. UCSDの学生は、ガリ勉、パーティーをしない、というイメージから「UC Socially Dead」なんて言われることもあります(笑)。これは半分冗談ですが、半分本当でもあります。
一つ目の理由は、フットボールのチームがないことです。他の大学のようなスポーツで盛り上がるイベントが少ないが故にキャンパスの雰囲気が落ち着いてると言われています。
二つ目の理由は、理系が圧倒的に強い大学であることです。学内イベントなどで自己紹介していると、理系の割合の高さを実感します。だから、勉強ばっかりみたいなイメージなのかもしれません。
個人的には、キャンパス全体が落ち着いていて勉強に集中しやすい環境を気に入っています。
Q. UCSDはカレッジ制度を持っていますが、実際にはどのようなものですか?
A. UCSDの面白い特徴として、イギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学のような「カレッジ制」 を採用している点があります。大学内に8つのカレッジがあり、入学時にどのカレッジに所属するか決められます。それぞれ一般教養のカリキュラムやライティングコースが異なります。(詳細はこちら)
Q. UCSDの「ここがすごい!」というポイントを教えてください。
A. 一番自慢できるのはGeisel Library ですね。UCSDの象徴的な建物で、とてもかっこいいです。
また、研究環境や施設が非常に充実していて、参加しているVRコンテンツ制作のスタジオでは最新の機材をかなり自由に使うことができます。理系の学生には最高の環境だと思います。
その分、広くて移動は大変です、、、
Q. 寮はどうでしょうか?
A. UCSDにきて最初の2年間は寮が確約されています。編入生も1年次入学生と同様です。私も寮を選びました。寮生活や寮内のイベントを通して友達ができやすいのはいいですね。イベントによってはフリーフードもあるので、食費の節約にもなります。
— 後輩へのアドバイス —
Q. これからUCSDやアメリカ留学を目指す人へのメッセージをお願いします。
留学準備や留学生活を経験する過程で、圧倒されることもあるかもしれませんが、地道に続けていけば気づいたら何とかなっています。怖がらずに、一歩踏み出してみてください!