
UCLA 社会学専攻 〜 Yuui
ユウイさんは、UCLAで社会学を専攻し、教育学を副専攻とする4年生。東京の二松学舎大学附属高校を卒業後、語学学校とシトラスカレッジを経て2024年に編入しました。YouTubeチャンネル「Yuui’s journey」では、UC編入の体験談やエッセイの書き方、留学生活を発信し、留学を目指す学生に向けて有益な情報を提供しています。

プロフィール
出身コミカレ | Citrus College |
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専攻 (副専攻) | 社会学 (教育学) |
合格大学 | UCLA, UCSD, UCSB |
進学先大学 | UCLA |

インタビュー
— UCLAに編入するまでの経緯について —
Q. 日本の高校卒業後、どのようにしてアメリカに進学しようと決めましたか?
A. 二松学舎高校卒業後、新型コロナウイルスの影響で進学を一時ストップしていました。その間、いろいろな選択肢を考えましたが、最終的にアメリカの大学への編入制度を知り、まずはコミュニティカレッジからスタートする道を選びました。
Q. 最初に通った学校はどこですか?
A. 最初は語学学校に通い、その後シトラスカレッジ(Citrus College)に入学しました。UC(カリフォルニア大学)への編入を目指し、約1年10か月間コミカレで学びました。
Q. なぜシトラスカレッジを選んだのですか?
A. 日本人が比較的少なく、英語環境を作りやすいと聞いたからです。ただ、実際には日本人も一定数いましたが、それでも英語を使う機会は多かったので、結果的に良かったと思っています。
— UCLAの授業や課題について —
Q. UCLAの授業はコミカレと比べてどう違いますか?
A. 課題の量が圧倒的に多いです。特にリーディング量が増え、1週間で200ページ以上読むこともあります。 クラスの規模が大きく、1クラスに200~300人いることもあります。教授に個別で質問するのは大変ですね。 授業のレベルも高く、ディスカッションでは高度な意見を求められるので、しっかり準備が必要です。
Q. どんな授業を受けていますか?UCLAでの学業についておしえてください。
A. 社会学を専攻し、教育学を副専攻として学んでいます。コミカレ時代に単位を多く取っていたため、今は1学期に3クラスだけ受講しています。よって、火・木・金のみ登校し、それ以外は課題やYouTube制作などに時間を充てるというスタイルで学業も課外活動も両立を図っています。
社会学は幅広いテーマに関連づけられるため、学内の多文化交流イベントを知って興味を持った時には、学業関連の課外活動として、そのイベントの日本ブース参加することもありました。それから、GPA3.5以上で入会できる団体「Phi Theta Kappa」へも加入しています。
Q. UCLAの課題で特に大変だったものはありますか?
A. リサーチペーパー(研究論文)が一番大変です。例えば、ある授業では10ページ以上のリサーチペーパーを2週間で書かなければなりませんでした。論理的に構成し、適切な引用を使う必要があるので、リサーチスキルが求められます。
— UCLAのキャンパスライフについて —
Q. UCLAの良い点は何だと思いますか?
A. UCLAには10か所の食堂があり、イタリアン、アジア料理、ハワイアンなどバラエティ豊かなメニューがあります。個人的に好きなのは「Feast」というアジアンフードの学食で、日本食や中華料理が楽しめます。
Q. UCLAの悪い点は何だと思いますか?
A. 授業登録が全然うまくいかないことです。UCLAは生徒数が多いため、希望の授業がすぐ埋まることがよくあります。人気の授業は授業開始直前にキャンセル待ちで取ることが多いですね。
本当に良くないのですが、その状況を悪用して、一部の学生が人気授業の席を確保し、後でお金を請求して譲るビジネスをしている実態があるとも聞きました。
Q. 寮生活はどのような感じでしょうか?
A. 学食の話にも通じるのですが、UCLAの寮は設備が整っています。特に新しい寮はジムやスタディスペースが充実していると聞きました。
— 今後の目標について —
Q. UCLA卒業後のキャリアプランは?
A. アメリカで働くことも考えていますが、日本に住みたい気持ちもあります。最終的には貧困や紛争地域の子どもたちを支援するNGOを設立したいと考えています。
Q. そのためにどんな準備をしていますか?
A. ネットワーキング(人脈作り)を意識しています。大学のイベントやインターンに積極的に参加し、色々な分野の人とつながるようにしています。資金調達のスキルも重要なので、ファンドレイジングの経験を積めるようなプロジェクトに参加しようと考えています。
— 留学・編入を目指す人へのアドバイス —
Q. これから『コミカレ → UCLA編入』を目指す人に伝えたいことは?
A. いくつか大事なポイントがあります。
- 「自信を持って挑戦すること」
- アメリカ留学は怖くないです。中学・高校で学んだ英語でも十分意思疎通できますし、現地で慣れていけば問題ありません!
- 「GPAと課外活動のバランスが大切」
- GPAが編入のカギになりますが、それだけでなく、クラブ活動やボランティアにも参加しておくと編入の際に有利になります。
- 「教授との関係を大切にする」
- 授業で積極的に発言し、教授と良い関係を築くことが、成績をよく保つ秘訣になります。
- 「リサーチと計画を怠らない」
- 編入を成功させるためには、志望校の編入要件を徹底的に調べ、必要な科目やエッセイの準備を計画的に進めることが重要です。
ユウイさんの活動紹介
ユウイさんは、留学情報を発信するSNSやブログを運営しています!
- コミカレからの編入方法
- UCLAのリアルな授業内容
- 留学生活の裏話
などを発信しているので、ぜひチェックしてみてください!