UC Berkeley Buisiness専攻 〜 Taichi

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プロフィール

出身コミカレ Diablo Valley College
専攻 Buisiness
進学先大学 UC Berkeley
UC Berkeleyのキャンパス写真

インタビュー

Q. 日本の高校卒業後、なぜアメリカの大学進学を選んだのですか?

A. 最初は日本の大学に進もうとしていたのですが、やりたいことが見つからず、学部も簡単に変えられない日本の制度に違和感がありました。 そんな時、YouTubeでアメリカではメジャーが変えられるという話を聞いて、「これは自分に合っている」と感じ、即決で親に「アメリカに行きたい」と伝えました。

Q. コミカレ時代はどこで学ばれていましたか?

A. Diablo Valley College(DVC)に通っていました。 バークレーに近く、現在Buchi留学で一緒に活動している仲間も多く通っている学校です。

Q. UC Berkeleyの中でもHaas School of Businessを選んだ理由は?

A. 二つ理由があります。 一つ目は、自分のホームステイ先にいた日本人学生が初めてHaasに合格したこと。 その姿に刺激を受け、「次は自分が行く番だ」と思いました。 二つ目は、Haasが掲げる「Four Defining Leadership Principles(4DLP)」というリーダーシップ理念に強く共感し、「ここで学びたい」と思ったからです。

Q. 出願のプロセスについて教えてください。

A. UC出願に加え、Haasでは追加でSupplemental Essay、レジュメ、インタビューもありました。 一般的なUC出願よりも求められるものが多く、特別な選考過程だと感じました。

Q. DVC時代の生活スタイルは?

A. 毎日10時間以上勉強し、GPA4.0をキープしていました。 課外活動にも力を入れていて、Japanese Associationで副会長・会長も務めました。 遊ぶ時間はほぼ削り、勉強と活動に全振りしていました。

Q. UC Berkeleyでの授業スタイルはどうですか?

A. ビジネススクールのクラスは比較的小規模で、発言機会やプレゼンテーションが非常に多いです。 今セメスターでは6回のプレゼンがありました。優秀な学生たちに囲まれ、自分も常に刺激を受けています。

Q.キャンパスや治安についてどう思いますか?

A. Haasの建物は綺麗で環境も整っていますが、キャンパスの外に出ると治安の悪さが目立ちます。 毎日のように事件通知メールが届くほどなので、特に女性は夜道に注意が必要です。

Q. アメリカ生活で印象に残っている出来事は?

A. Haasの合格が決まった翌日に母が亡くなりました。 1月にHaas出願者のみに課されるSupplemental Essayのお題が発表された直後、母にガンが見つかりました。母は意識が飛ぶモルヒネを打たず、痛みに耐えて合格の瞬間を待ってくれていたんです。 電話越しに合格を伝えられたのが、今でも自分を支える大きな原動力です。

Q.将来のキャリアプランは?

A. アメリカで公認会計士(USCPA)を取得し、監査法人で働くことを目指しています。 一時は日本の大手企業からの内定やインターンの機会をいただきましたが、アメリカでの就職を優先したいと思っています。

Q. これからアメリカ留学を目指す中高生に伝えたいことは?

A. 「覚悟を決めること」が何より大事です。誘惑や迷いに流されず、自分がやると決めた道を信じて突き進めば、必ず応援してくれる人や仲間が現れます。 自分の選択を信じ、努力を続けること。それが成功への一番の近道です。