University of British Columbia - Ryo

プロフィール

出身コミカレ Cascadia College (米国WA州)
専攻 Psychology
進学先大学 University of British Columbia (カナダBC州)
キャンパス写真

インタビュー

— 留学・編入するまでの経緯について —

Q. 日本の高校卒業後、どのようにしてアメリカに進学しようと決めましたか?

A. 高校生のときにカナダのビクトリアに10ヶ月ほど交換留学した経験があって、もともと海外に興味があったんです。

帰国後に学校の先生から、アメリカのカスケーディア・カレッジを紹介されて、「海外に行けるなら行ってみたいな」っていう軽い気持ちで決めました。エージェントとか使わずに、先生の紹介だけで行けたので、流れ的にもスムーズでしたね。

Q. 最初に通った学校はどこですか?

A. 最初はアメリカのワシントン州にあるカスケーディアカレッジっていうコミュニティカレッジに通ってました。

最初の半年は語学コース、そのあと大学の一般教養を2年間勉強して、そこからカナダの大学に編入しました。

Q. なぜカスケーディアカレッジを選んだのですか?

A. 通ってた高校に海外に詳しい先生がいて、その先生の知り合いがカスケーディアにいたんですよ。その方が一言二言「こういう学校あるよ」って紹介してくれて、「じゃあ行ってみようかな」って。エージェントも使わずにスムーズに進められるのも決め手でした。

— UBCでの学業 —

Q. UBCの授業はコミカレと比べてどう違いますか?

A. UBCはクラスの規模が大きくて、100番台のクラスだと100人とか200人とか普通にいるんですよ。コミカレのときは30人くらいで先生とも近くてアットホームな感じだったんですけど、UBCはちょっと距離感ありますね。

あと内容もかなり専門的で難しくて、心理学でも知らない用語がバンバン出てくるので、学術レベルの高さは全然違います。でもサポート体制はUBCの方がしっかりしてる印象です。

Q. どんな授業を受けていますか?

A. 心理学専攻で、特に行動心理を中心に学んでます。今はほとんどが300レベルの三年生向けの授業で、人数はだいたい80人くらいのクラスが多いです。

内容はけっこう深くて、日本語で聞いても難しいと思うような専門用語もたくさん出てきます。

Q. UBCの課題で特に大変だったものはありますか?

A. テスト系の課題が特に大変でした。ミッドタームが2〜3回あって、さらにファイナルもあるクラスもあって、1つの授業で4回もテストがあることもあります。

範囲も広いし内容も難しくて、心理学だと専門用語も多いので、英語に慣れてても「うわ、難しいな」って感じることが多いです。

— UBCでのキャンパスライフについて —

Q. UBCの良い点は何だと思いますか?

A. UBCは多文化的で、様々なバックグラウンドを持つ人々と関わることができるため、異文化経験が豊富になります。

将来のキャリアや就職にも有利な環境であり、多様な文化で学ぶことができる点が特徴的です。また、公共交通機関も便利で、生活のクオリティが高いと言えます。

Q. UBCの悪い点は何だと思いますか?

A. オフキャンパスに住まないといけないことです。一年生が絶対に寮に住まないといけない制度なので一年生が優遇されて二年生三年生ってなっていくんです。

なので三年生って順序が低くて、、そもそも寮の空きスペースを探すのが難しいのに。それに加えて優先権が他の一年生とか二年生にあるせいで、より難しくて僕の周りのほとんどの三年生の友達はもう全員学校の外に住んでます。

Q. シェアハウスされてると伺いましたが、どうですか?/p>

A. キャンパスから車で15分くらいのところに友達とシェアハウスをして住んでいます。めちゃくちゃ治安が良いので、夜に散歩しても全く問題ないほど安心な環境です。

カナダは家賃がすごく高いので一人で住むにはかなり厳しい場所かもしれません。

— 卒業後の進路 —

Q. UBC卒業後のキャリアプランは?

A. 海外で働くことも考えていますが、日本の就職は大学の間に始まるので一応日本での就職も準備はしています。

自分の周りは大学にいる間は勉強をして卒業してから仕事を探すという考え方が主流です。

カナダではアメリカと違ってCSメジャーでなくてもポストグラジュエイトプログラムというもので2. 3年間、どのメジャーでも働ける機会がもらえます。

— 後輩へのメッセージ —

Q. これから留学を志す人に伝えたいことは?

A. もし海外に行ける環境があるなら、絶対にチャレンジした方がいいです。視野が広がり、英語力も自然に伸びます。英語やお金の不安があっても、奨学金や現地での成長を考えると、思っているより心配しなくていいです。