
UW Information Systems 〜 Shu
NICからカスケーディアを経てワシントン大学に編入したShuさんに、編入の経緯や授業の違い、キャンパスライフや将来の目標について伺いました。
プロフィール
出身コミカレ | Cascadia College (WA州) |
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専攻 | ビジネス・情報システム |
進学先大学 | University of Washington (WA州) |

インタビュー
— 編入までの経緯 —
Q. 最初に通った学校はどこですか?
A. 東京都の都立高校に通っていました。英語はあまり得意ではなく、成績もオール3や4程度。英検も準2級くらいで、特に優れた成績ではなかったと思います。
Q. UWに編入するまでに、どのような経緯があったのでしょうか?
A. 高校時代に大学受験が嫌で、海外の大学に進学することを決めました。英語力が不足していたため、大学進学に向けての準備として、NICインターナショナルカレッジで英語を学びました。
その後、カスケーディアカレッジに進学し、ビジネスの分野で学び始めました。またカスケーディア在学中にオンラインでスタートアップ企業のインターンを経験しました。
Q. カスケーディアとUWの違いは何ですか?
A. カスケーディアは比較的小さなコミュニティで、教師との距離も近く学びやすい環境でした。一方、UWでは規模が大きく、授業はディスカッションやプレゼンテーション重視です。
特にビジネススクールの授業はプレゼンの頻度が高く、大きな挑戦でした。
— 授業・課題 —
Q. UWで受けている授業はどんな内容ですか?
A. 今学期は、サプライチェーンマネジメント、サイバーセキュリティ、そしてデータベース構築のクラスを受けています。ビジネスやインフォメーションシステムの分野では、実務的な課題が多いですね。
Q. UWに編入する際、どのような点で困難を感じましたか?
A. 最も大変だったのは、フォスター(ビジネススクール)の入学審査におけるエッセイでした。特にWSA(ビジネスシチュエーションに基づくエッセイ)に苦しみました。
リアルな課題に対してどう解答するかを考えるのが難しく、また抽象的な格言に対して自分の体験を結びつけることも大変でした。
Q. UWでの授業の違いについて教えてください。
A. カスケーディアと比べると、UWではディスカッションとプレゼンが多く、授業の進行方法が非常に実践的です。グループワークや意見交換が重視されます。
Q. 特に大変だった課題はありますか?
A. グループワークやプレゼンテーションです。特にグループ内での調整が難しく、全員が役割を果たすことが求められます。協力が不可欠だと実感しました。
— キャンパスライフ —
Q. UWの悪い点は何だと思いますか?
A. 授業がディスカッションやプレゼン中心なので、苦手な人には大変です。特にグループワークの調整やスケジュール合わせが難しいことが多いです。
Q. UWの良い点は何だと思いますか?
A. キャンパスが非常に綺麗で、特にビジネススクールは新しい建物と整った設備があります。
またシアトルはテクノロジー業界が盛んな場所なので、インターンやキャリア面でも恵まれています。
— 進路・目標 —
Q. UW卒業後のキャリアプランは?
A. 日本で就職をしたいと考えています。インフォメーションシステムやAIを活用したビジネスの分野で活躍したいです。
特に生成AIのような新技術をビジネスに活かすことに興味があります。
Q. そのためにどんな準備をしていますか?
A. インターンを通じて実務経験を積んでいます。日本のIT系スタートアップでオンラインインターンを行い、生成AIのビジネス活用を学びました。
この経験は将来のキャリアに必ず活かせると考えています。
— アドバイス —
Q. これからコミカレ→UW編入を目指す人に伝えたいことは?
A. 海外の大学を選んで本当に良かったと思います。
編入に向けては英語力の向上とエッセイの書き方が重要です。自分の経験をどう魅力的に伝えるかがカギになります。