
Orange Coast College - Sakura
プロフィール
出身コミカレ | Orange Coast College (CA州) |
---|---|
専攻 | Business |
進学予定の大学 | University of California |

インタビュー
— 留学・編入するまでの経緯について —
Q. 日本の高校卒業後、どのようにしてアメリカに進学しようと決めましたか?
A. 小学生のころ、チアダンスでアメリカに4回、一週間渡米しました。その時に、自分の知らない世界がたくさんあると感じ、小学生なりに大きな刺激を受け、留学に興味を持ちました。
中学と高校受験を行いましたが、高校時代は日本の大学受験を目指していました。しかし、最終的には自分が本当にやりたいことを考え直し、アメリカに渡ることを決意しました。
Q. 最初に通った学校はどこですか?
A. Orange Coast College(オレンジコーストカレッジ/OCC)に通いました。日本やアメリカの語学学校には通わず、直接、トランスファーに必要なクラスから取り始めました。
Q. なぜオレンジコーストカレッジを選んだのですか?
A. カリフォルニアは天気が良く、暮らしやすいことに加え、編入制度が整っている点に魅力を感じました。
その中でもOrange Coast Collegeはチアダンスが強いことや、治安が比較的良い立地にあることが決め手でした。四年制大学に直接入るのは語学力などの面で難しいと感じたため、コミカレからのトランスファールートを選びました。
— 編入準備について —
Q. オレンジコーストカレッジでの成績はどうでしたか?
A. GPAは3.92でした。ほとんどの科目でA評価を取りました。唯一Bを取ってしまったのはイングリッシュのクラスでしたが、全体的に良い成績をキープすることができました。
Q. どのようにしてよい成績をとり続けました?
A. もともと計画的な性格ではないので、逆にスケジュール帳を使って締切やタスクをしっかり管理していました。
全てを完璧にやろうとせず、効率よく90〜95点を目指すことで、無理なくA評価を取るようにしていたそうです。また、勉強と遊びのバランスを大事にしていたため、モチベーションを保ちながら継続できたのもポイントです。
Q. 多くの文系のビジネスメジャーの人はサイエンスや数学で苦戦する方が多いと考えますが、どうでしたか?
A. 文系ですが、高校で受験のために数学を学んでいたこともあり、数学にはあまり苦手意識がありませんでした。
サイエンスのクラスは、計算系ではなく暗記中心の「Anthropology(文化人類学)」と「Geography(地理学)」をとりました。計算が苦手な人には暗記系のサイエンスがおすすめです。
Q. UC編入に向けて行った課外活動はありますか?
A. チアダンス関連のインターンシップや、ダンススクールでのアシスタント活動に参加しました。また、コンサル系ベンチャー企業のオンラインインターンや、ワシントンD.C.の桜まつりでのボランティア活動など、幅広い経験を積んでいます。
そのほかにも、NFL関連のワークショップのアシスタントや、日本に帰国中の飲食店でのアルバイトを通じて異文化交流にも貢献しました。学内ではJSA(Japanese Student Association)で会計班として活動していました。
— 卒業後の進路 —
Q. 卒業後のキャリアプランは?
A. 日本以外の国での就職を希望しています。特にスポーツ業界やファッション業界に興味を持っています。
スポーツ分野では、チーム運営やスポンサー契約などのビジネス面に関わる仕事を目指し、 ファッション分野では、LVMHのようなラグジュアリーブランドの戦略・マーケティング職に関心があります。さらに最近は、まちづくりや都市開発分野にも興味が広がっています。 今後の選択肢を広げるために、ボスキャリ(ボストンキャリアフォーラム)にも参加予定です。
— 後輩へのメッセージ —
Q. これからコミカレを目指す人に伝えたいことは?
A. 「行動してみなきゃ何も変わらない」と思うので、まずは行動してみてほしいです。
Q. これからUCを目指す人に伝えたいことは?
A. 時間を有効に使って、計画的に行動することです!コミカレでの生活は限られた時間しかないため、勉強と遊びを両立させながら、自分のやりたいことに集中し、積極的に課外活動にも参加することが重要です。 また、編入後の大変さを考え、コミカレでしかできない経験をしっかりと積み重ねることをお勧めします。